2025-09-01

【LEL2025】本番編

ついに!London-Edinburgh-Londonに参加してきました。最後は思いがけない結果になってしまいましたが、イギリスでのサイクリングを楽しむことができました。

以下はその記録です。

前日まで

飛行機で移動中に主催からメールが届き、「WEATHER WARNING: STORM FLORIS」。STORMが具体的に何を指すのかははっきりしませんが、この地域の台風のようなものだと考えました。心配でしたが天気予報を見ると 8/3〜4(LEL 2、3日目)にかけてイギリス北部を通過する予報だったため、スタート時間が遅めの自分は、ゆっくり進めばやり過ごせるだろうと考えました。

前日の受付やドロップバッグ預け入れはスムーズに終了。会場でもFLORISに関する注意喚起がありましたが、自分のペースなら対応できるだろうと受け止めました。

本番

1日目(Writtle 〜 Louth)

13時スタートを選択しました。PBPや1001 migliaでは夕方スタートでしたが、朝にホテルを出て時間を持て余して疲れてしまった経験から、もう少し早めが良いと考え、ただ朝にバタバタするのも嫌だったので13時に。とはいえ、スタート地点の宿が近く、13時でもやはり時間を持て余しました。


13時、ようやくスタート。お祭りのような雰囲気が良く、これから始まる6日間を楽しみに走り出しました。序盤は平坦区間が続き、イギリスはラウンドアバウト主体で信号で止まらずスムーズに進みます。序盤は飛ばしすぎないように注意してもグロスで約26km/hになりました。



町を離れるとイギリスらしい田園風景が広がり、遠征ならではの景色にテンションが上がりました。ただ北上するにつれ向かい風が強くなり、特に土手や畑の区間では遮るものがないためペースが落ちました。とはいえ北関東の季節風ほどではなく、「ペースが上がらないな」程度で淡々と進みます。

PC1(Northstowe)〜PC2(Boston)の疲れが出るあたりで、ボランティアの方の施設エイドでスイカとコーヒーをいただきリフレッシュ。海外ブルベでは途中コンビニ休憩が難しいので、このようなエイドは非常にありがたかったです。後で復路でも水をいただき、本当に助かりました。

初日はBoston(192km)かLouth(247km)まで行くか迷いましたが、Louthまで進むことに決定。Boston着21:18、Louth着00:28で1日目を終えました。

2日目(Louth 〜 Malton)

Louthでは食事後エアベッドを借りて3時間の仮眠。お願いした時間に起こしてもらえて、朝食を摂って予定通り4:18に出発。固い床での仮眠だった1001 migliaに比べると随分快適でした。


Louthからは徐々にアップダウンが増えますが、峠というほどの登りではなく丘陵地帯を行き来する感じで、しんどさはないもののペースは上がりません。雨も徐々に降り始め、最初は霧雨〜小雨程度だったため雨具は着ずに様子を見ましたが、段々強くなり本降りに。15度ジャージの代わりに雨具(上)を着用して走りました。The Humber Bridgeは眺めの良いポイントだったかもしれませんが、風雨のため景色を楽しめなかったのが残念です。


HessleからMaltonにかけては風が強く、横風・向かい風に耐えながら進みました。11:54にMaltonに到着しましたが、コントロール全体が混雑しており様子が変です。なんと、Florisの影響で15:30まで待機指示が出ていました。指示に反して走行を続けてレスキューを呼ぶような事態になると重大なペナルティが課せられるとのこと。

仕方なくコントロールで待機。やることといえば食べることと寝ることくらいで、皆同じ考え。ベッドは食堂ホールのステージ上まで敷かれてほぼ満杯でした(後で別エリアにもベッドがあると分かり、数自体は十分ありました)。ゆっくり食事をして落ち着ける場所を確保して休んでいると、晴れてきたので濡れたジャージやグローブ・靴下を干したり水洗いしたりして時間を潰しました。


しかし風は収まらず、15:30過ぎの続報はやはり「再開なし」で、さらに4時間(19:30まで)待機。あらためてベッドを確認するとグラウンドのテントにベッドがあるとのことで確保し、仮眠を取ったり休んだりしました。テント自体は大きく風に飛ばされる心配はないものの、風音は凄まじく、夜まで風は続く予報が出ていました。

そして19:30、続報は「キャンセル」。参加者はどこにいても翌朝からロンドンに引き返すよう指示が出ました。思い切った発表でしたが、継続は難しいだろうと個人的には冷静に受け止められました。翌日以降の計画を考えながら睡眠で回復に努めました。


3日目(Malton 〜 Northstowe)

Writtleまで370kmをどう帰るか検討しました。

輪行も考えましたが電車賃が高かったため自走を選択。
370kmは1日で走れない距離ではありませんが、海外遠征でナイトライドになって景色が見えなくなるのはもったいないので日中のみで帰ることに。
数日かけてゆっくり帰る案もありましたが、早くシャワーを浴びたい気持ちに負けて2日で帰ることにしました。
2日で帰る場合、Bostonで切って180km/190kmに分けるか、Northstoweで切って280km/90kmにするかで後者を選択。最終日に距離を残したくなかったためです。

時間に追われないため写真をたくさん撮りながら、イギリスでのサイクリングをゆっくり満喫してスタートしました。が、イギリスの景色はどこも大きく変わらず、写真枚数はそれほど増えませんでした。それでも台風一過で天気が回復し、気持ちの良いライドを楽しめました。




4日目(Northstowe 〜 Writtle)

気づけばLELも最終日。残り90km、ゆっくり走っても昼過ぎにはゴールできる距離です。前日同様天気に恵まれ、のんびり時間をかけて帰りました。途中通ったケンブリッジの歴史ある町並みは印象的で、田園風景より街並みの方が楽しめました。




11:45にゴールし、私のLEL 2025は終了しました。

ゴール後

予定より2日早いゴールとなったため、思いがけずイギリス観光ができました。

1日目:The National Galleryを中心にロンドン散策。有名作品を間近に見られて満足。Chelmsfordからロンドンまでの交通費が往復で7,500円とやや高額でした。
2日目:Chelmsford散策。Chelmsford Museumは規模は大きくないものの、放送・通信系エンジニアとしてMarconiの展示が興味深かったです。併設のカフェのランチも美味しかったです。Chelmsford大聖堂や街の中心部、公園も良く、のんびり過ごすには良い場所でした(長期滞在だと時間を持て余すかも)。





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