ブルベを始めて11年、ずっと苦しんできたお尻の痛みですが、最近になってようやく光明が見えてきました。
ロードバイクのお尻痛対策というと「サドル、ペダル、ハンドルの3点荷重がポイント。ペダルにしっかり荷重をかけてサドルへの荷重を減らすのが肝」などと言われることが多いのは理解していますが、ロングブルベの場合、脚が終わってペダルに荷重をかけられなくなってからが勝負というところがあるので、「問題はその先の話」という感じでした。
そこで、機材で何とかしようとチャレンジしてきましたが、効果がなかったり、副作用が大きかったりで解になるものを見つけられませんでした。
例えば、サドルを評判のよかったSelle SMP Hell Sに替えたところ、それまで使っていたSpecialized Power Saddleに比べて確かにお尻全体を包み込む感じがあり、またクッション性も若干上がっていて良い印象があったのはあったものの、ずっと恥骨部で座り続ける感じで、そこにダメージが集中してダメでした。
また、サドル・カバーも試したことがあって、こちらはお尻への打撲ダメージは劇的に改善したものの、尿道圧迫の副作用があり、これはこれで長時間は座っていられないという感じでした。
そんな状況で八方塞がりだったのですが、今回ブレイクスルーのきかっけになったのがサドル面を意図せず後ろ下がりの設定にしたことでした。ついうっかりバイクスタンドに乗せたまま水平出しをしたためにスタンドから降ろしたら後ろ下がりになってしまったという恥ずかしい理由だったのですが、それで600km走っても坐骨部の痛みは結構平気なレベルであることに気付きました。
これまでサドル面は水平か若干前下がりにするものという先入観があったため全く試したことがなかったですが、そんなところに袋小路からの抜け道があるのかと驚きました。
ただ、そのときのままのセッティングだと尿道圧迫の症状が出てしまうので、今回のRM502千葉1300ではそこから若干前に下げて臨むことにしました。
調整は非常にシビアになるのでデジタル角度計を購入して実施しました。
調整前
| サドル | Specialized Power Saddle |
|---|---|
| サドル角度 | 0.3度 |
| シートポスト長 | 74.0cm |
| ハンドル - サドル距離 | 67.8cm |
調整後
| サドル | Specialized Power Saddle |
|---|---|
| サドル角度 | -0.1度 |
| シートポスト長 | 74.5cm |
| ハンドル - サドル距離 | 67.8cm |
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