2026-09-26

RM919 善光寺1302

AJ宇都宮さんのRM919善光寺1302に参加してきました。

RMというと5月にAJ千葉の1300に参加しましたが無念のDNFとなってしまいました。その直後から再挑戦の場としてこのブルベを狙ってきました。シルバーウィークのブルベは例年台風やら長雨やらで過酷なものになりがちですが、今年リベンジしようとするとこのタイミングしかないためエントリーすることにしました。

実際、今回も台風25号が近付いてきておりDNSしようか迷いましたが、多分東北はひどいことにはならないだろうと参加することにしました。

準備

以下のようなプランを立てました。

宿泊地 1日距離 総距離 up
1日目 長野 242.2km 242.2km 2735m
2日目 酒田 365.3km 607.5km 1908m
3日目 大船渡 290.7km 898.2km 2567m
4日目 小手の里 253.1km 1151.3km 2003m
5日目 矢板 161.6km 1312.9km 1507m

RMはBRMに比べて要求速度が低いので、ペースを上げすぎずに時間を目一杯使うのがコツですが、シルバーウィークでホテルを取りづらくこのような計画となってしまいました。

ブルベだとホテルへの到着時間が読めないので深夜までチェックイン対応してくれるホテルを選ぼうとするとどうしても大きな都市のビジネスホテルになってしまいます。

本来ならば1日目と5日目の距離をもう少し伸ばして、その代わり3日目あたりにレスト日とできれば良かったのですが、3日目まで負荷が高めの計画になってしまいました。

  • 1日目は細尾峠、碓氷峠の長い登り
  • 2日目は向かい風の365km
  • 3日目は台風の雨の中の東北横断
  • 4日目は三陸のアップダウン

コースを見ると本当にキツいルートは避けて設定してくれている意図は感じるので何とかなるとは思いつつ、油断できない計画となりました。

服装については一応寒さ対策には注意しました。事前の予報では全般に寒暖差は少ない予報でしたが最終日の早朝には10度前後まで冷え込むようで、また長野の夜間のダウンヒルも場合によってはこの時期でも寒くなりがちです。そのため真冬の装備ではないですが、走行中は半袖ジャージの下にインナーシャツを着込み、長袖ジャージ、レッグカバー、アームカバーを持参しました。

1日目 (矢板〜長野 242.2km)

スタート地点は矢板の城の湯やすらぎの里駐車場でした。初めてでしたが車で行きやすいところでよかったです。



初日は細尾峠と碓氷峠がメインになります。どちらもなだらかな斜面で登りやすく、また登りきった後には長い下りが続く走りやすいコースではあるのですが、長い登りだったので距離なりに疲れました。



インナーシャツと半袖ジャージの2枚重ねが若干暑かったというのもありました。

宿泊地の長野のルートインには20時46分に到着しました。ルートインは大浴場があるのでいいですね。また敷地内の目立たないところにバイクを止めていたのですがスタッフの方が気付いてくれて雨に濡れないようサドルとバッグにビニール袋をかけていただいていて有り難かったです。

初日は時間節約のため洗濯はせずに夕食を食べて就寝しました。

2日目 (長野〜酒田 365.3km)

2日目は海岸線を360km走る予定です。距離が長めな上、向かい風でペースが上がらない可能性があるので早め(3時23分)に出発しました。

イメージでは長野を出たら早々に海に出て海岸線を走るつもりでしたが、実際にはPC3の寺泊まではずっと内陸部のコースでした。下り基調のアップダウンで走りやすいコースではありましたが、なかなか進まないことでメンタル的に疲労感がありました。

海に出てからも同様で、はじめのうちは日本海にまで辿りついたことでテンションが上がったりもしたのですが、新潟県の長さにすぐにお腹いっぱいになってしまいました。懸念していた向かい風は大したことはなかったのですが、延々続くコースに修行のような走りになってしまいました。

途中、道の駅SORAIRO国上で燕背脂ラーメンを食べました。すごく混んでいて着席するまでも着席してからも随分待ちましたが、初めて食べた燕ラーメンはおいしかったです。1時間くらいロスしましたが。

村上あたりからは以前八戸1000で走ったルートを逆走する形となりました。色々思い出しながら走りました。

酒田のホテルには23時12分に到着しました。この日は洗濯して就寝しました。

3日目 (酒田〜大船渡 290.7km)

この日は雨の中の山岳ライドの予定です。予報では午後から夜にかけて強い雨が降るそうでどうやっても避けられそうにありません。

この日の宿泊地は大船渡のルートインですが、ルートインならば深夜のチェックインになっても大丈夫ですし、さらに翌日の有人チェックポイントの小手の里きてみーなも深夜の到着でも問題なく、ゴールまでの時間にも十分余裕があることから、3日目は時間を気にせずにゆっくり走って大船渡入りし、翌日はホテルで朝食を摂ってゆっくりスタートする計画で臨みました。

酒田から由利本庄までは大丈夫でしたが、由利本庄に着いたあたりから本降りとなり雨具を着ての走行となりました。ただ、しばらくは降ったり止んだりで、雨が降っていないのに雨具を着ていると暑いし、雨が降っている中で雨具を着ると冷えるし、とはいえ着たり脱いだりすると時間ロスが大きいし、で選択が難しかったです。

この頃から段々お尻に痛みがでてきました。昨日までの疲労に加え、連続するアップダウンで出力が落ちてきて、そのためにお尻への荷重が増えたためと思います。ポジションについては以前の調整でバッチリだと思うので単純に脚力不足でしょう。

コースは北上に出たところで一旦平坦となり、平泉からまた山岳コースになります。北上で天気予報を見たところ19〜20時ごろに雨のピークになるとのことで、時間調整すればピークを避けられるかとも思ったのですが、平泉まで来て空を見上げてみると雲は流れておらず低い位置に留まっていました。これは避けるのは無理だろうとそのまま進みました。

すると案の定、峠を登り雲の中に入ると強い雨に降られるというのが続き、最後の笹ノ田峠ではかなりビショビショになって漸く太平洋側(陸前高田)に抜けることができました。

陸前高田からのもう2登りには「ここからさらにこんな道を通さなくてもいいのでは!」と思ったりもしましたが、後で地図を確認し、これは仕方がないやと納得しました。

大船渡のホテルには23時半に到着しました。明日の朝はゆっくりする予定なので大浴場で入浴し、食事をして回復に努め就寝しました。

4日目 (大船渡〜伊達 253.1km)

ホテルで6時半から朝食を摂り、7時過ぎにスタートしました。

この日の宿泊地は有人PCの小手の里きてみーなです。有人PCなので終日空いていますし、時間的余裕も十分あったので3日目と同様時間は気にせずマイペースで走ることにしました。






前半は三陸のアップダウンになります。コースは少し内陸側に設定されていてむちゃくちゃキツい訳ではないですが、アップダウンの繰り返しでやはり脚を削られます。昨日同様出力を出せないことを起因とするお尻の痛みに苦労しました。

仙台以降は平坦コースになりましたがペースは上げられず、お尻の痛みに難儀し40〜50kmごとにProtect J1を塗りながら進みました。

日が落ちてからは結構冷え込みました。正確には分かりませんが山間部では15度くらいにはなっていたのではないかと思います。半袖のジャージの上に長袖ジャージ、携帯ウィンドブレーカーを着て、下は春秋用のレッグカバーを着用しました。それでも少し寒かったですが止まらなければ大丈夫というくらいでした。

手前のローソンで夕食を摂った後、小手の里には0時すぎに到着しました。

5日目 (伊達〜矢板 161.6km)

ゴールまで残り160km。ここに0時に着いたならこのままゴールまで一気に走り続けられそうな距離です。

でも、今回のブルベでは仮眠を取って最後まで正気を保って走りきることを目標に置いていました。

というのも、以前挑戦したPBP、1001 migliaでは最終盤で十分な仮眠を取らずに走ったために意識朦朧となりまともに走れなかったという失敗をしたからです。RMの正しい走り方の習得として、仮眠所に時間の余裕を持って到着し、十分な仮眠をとってゴールまで走りきることを目指していました。

そこで、短かくてもここで寝ておけば後が違うことを体感するため、3時間ほど仮眠を取って3時42分に出発しました。

外に出てすぐに星が綺麗で沢山見えることに驚きました。正直、ここまでのところ今回は修行のようなブルベだとの印象を持っていたのですが、ここで一気に報われました。こういう一瞬の感動を味わうために1100kmも走ってきたのだと感傷的になりました。

そういえばPBPで見た空も星が綺麗でした。過去のブルベを思い出しながら走りました。

明るくなってからは田園風景を楽しみながら走りました。





やはり出力はでないのでグロスで15km/h程度しか出せず、お尻の痛みもひどくなってきたので20〜30kmごとにProtect J1を塗りながらだったので時間はかかりましたが、13時46分にゴールしました。

振り返り

途中までずっと修行のような印象のブルベで「もうこれで最後にしようかな」などと思いながら走っていましたが、

最後の星空で全てが報われました。深夜の山奥で満天の星空を見ながら自転車を走らせるなんてロングブルベでなければ味わえないことです。

コース全般でいうと、序盤の山岳から海岸線、東北横断、三陸、田園とバラエティに富んだ構成になっていて、またそれぞれのパートできつくなりすぎないようなルート設計になっている意図は十分に感じましたが、1300kmという距離相応のしんどさがあるブルベでした。でも全体に「はじめてのRM」として挑戦しがいのあるコースだと思いました。

体の痛みとしては、走りに支障がでるレベルのものはお尻だけで、腰、膝は大丈夫でした。腰の方は慢性化してしまっているので痛み自体はありましたがライドを通して悪化することはありませんでした。

最後に今回の行程表になります。


区間
距離
距離 上り 下り 予定
速度
予定
時刻
実際
時刻
実際
速度
クローズ 貯金
START 0 9/19 8:00 9/19 8:00 9/19 8:30 0.50 矢板温泉城の湯 第二駐車場
PC1 48.6 48.6 1354 337 17 9/19 10:51 9/19 10:37 18.57 9/19 12:05 1.47 細尾峠
PC2 158.9 207.5 2226 2992 17 9/19 20:12 9/19 19:06 18.73 9/20 1:20 6.23 上田城跡
Hotel1(in) 34.7 242.2 147 236 17 9/19 22:14 9/19 20:46 20.82 ルートイン第1長野
Hotel1(out) 0 242.2 9/20 3:00 9/20 3:23
PC3 157.5 399.7 1499 1846 17 9/20 12:15 9/20 11:16 19.98 9/20 17:00 5.73 寺泊水族博物館
Hotel2(in) 207.8 607.5 1321 1321 17 9/21 0:29 9/20 23:12 17.41 ホテルアルファ1
Hotel2(out) 0 607.5 9/21 5:00 9/21 4:56
PC4 65 672.5 548 548 17 9/21 8:49 9/21 8:15 19.60 9/21 15:10 6.92 羽後本庄駅
PC5 115.5 788 1277 1215 17 9/21 15:37 9/21 15:48 15.30 9/22 0:45 8.95 展勝地
PC6 36.3 824.3 261 291 17 9/21 17:45 9/21 17:57 16.88 9/22 3:50 9.88 中尊寺
PC7 73.5 897.8 1456 1488 17 9/21 22:04 9/21 23:19 13.70 9/22 9:55 10.60 大船渡駅
Hotel3(in) 0.39 898.19 3 4 17 9/21 22:05 9/21 23:32 1.80 ルートイン大船渡
Hotel3(out) 0 898.19 17 9/22 3:02 9/22 7:37
PC8 10.9 909.09 152 141 17 9/22 3:41 9/22 8:12 18.69 9/22 10:50 2.63 碁石浜
PC9 91 1000.09 1398 1385 17 9/22 9:02 9/22 13:38 16.75 9/22 18:25 4.78 實性院
PC10(in) 151.2 1151.29 1405 1256 17 9/22 17:56 9/23 0:05 14.47 9/23 7:05 7.00 小手の里きてみーな
PC10(out) 1151.29 17 9/23 6:00 9/23 3:42
PC11 57.5 1208.79 921 666 17 9/23 9:22 9/23 7:33 14.94 9/23 11:55 4.37 小野新町駅
GOAL 104.1 1312.89 1158 1396 17 9/23 15:30 9/23 13:46 16.75 9/23 20:30 6.73 セブンイレブン矢板鹿島町店

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